高知の園芸品Q&A 県園芸連がお答えします(平成27年4月高知新聞朝刊掲載)

高知の園芸品Q&A 県園芸連がお答えします(平成27年4月高知新聞朝刊掲載)

 高知県園芸農業協同組合連合会(県園芸連)には、皆さまから多くの質問やご意見をいただきます。その中でも数多く寄せられる質問について、お答えします。
 高知県には、全国一の出荷量を誇る農産物が数多くあり、栽培されている野菜・果物・花は200品目(種類)以上になります。特に、これからは「ハウス栽培」を中心に収穫量が増え、1年間の中で出荷量が最も多い時期になります。
 県園芸連は、生産者・農協とともに、「安全はおいしい、高知はおいしい」をキャッチフレーズに、農薬にできるだけ頼らない環境に優しいこだわりの栽培方法によって「未来につなげる農業」に取り組んでいます。

Q.ユリを最後まで咲かすには?

A.新鮮な水の補給を

 ユリは茎が太くしっかりしていて、水揚げが良いので、新鮮な水の補給で花が長持ちします。つぼみが多い場合は、鮮度保持剤を使うと上の方のつぼみまできれいに咲かせることができます。花を生けるときに水に漬かる部分の葉を取り除くと水が汚れません。
 花粉が気になる場合は、花が開く前に雄しべの先にあるやくの部分を摘み取るとよいでしょう。時間がたつとやくが開いて花粉が出始めます。

Q.ブルースターを長持ちさせるには?

Q.ブルースターを長持ちさせるには?

A.白い樹液を拭き取る

 ブルースターは切り口から白い樹液が出ます。この樹液が白く固まって水揚げを悪くします。生けるときには、この樹液を拭き取るか、200性箸凌紊望さじ1杯程度の塩水で洗うと花が長く楽しめます。また、鮮度保持剤を使うと花色が保たれ、小さいつぼみも最後まできれいに咲かせることができます。人によっては、樹液にかぶれる場合がありますのでご注意ください。

Q.ショウガの保存方法は?

Q.ショウガの保存方法は?

A.新聞紙で包み冷暗所で

 新聞紙に包んで冷暗所で保存します。長く保存したい場合は、ぬらした新聞紙に包んでからポリ袋に入れても良いでしょう。14度ほどが最適で、6度以下では低温障害が発生することもありますので冷蔵庫での保存は避けてください。ポリ袋やラップに包んで密閉すれば、冷凍保存も可能です。スライスやみじん切りは小分けにして冷凍保存し、使うときは冷凍のまま加熱します。すり下ろした物は薄くのばして冷凍すると、使う量だけ割って取り出すことができます。
 囲いショウガは温度や湿度を管理することで、旬の味や香りを保っています。生産量日本一の県産のショウガを、一年を通してお楽しみください。

Q.エコシステム栽培とは?

Q.エコシステム栽培とは?

A.農薬に頼らず環境に優しい栽培方法

 エコシステム栽培は、農薬にできるだけ頼らない環境に優しい栽培方法で、県園芸連が認証しています。
 この栽培方法は、自然環境への影響をできるだけ小さくし、より安全な作物を生産するため、「総合的病害虫・雑草防除管理」(IPM)という栽培管理や技術、さらに農作業を点検し、適正な管理を行う「農業生産工程管理」(GAP)などを組み合わせた独自の取り組みです。
 ハウス栽培では、作物の害虫を食べる天敵昆虫を利用したり、受粉にミツバチを使ったり、作物に最適な土作りを行うなど、品目ごとに栽培方法や管理の基準を設けています。
 この栽培による品目は、キュウリ、ナス類、ピーマン類、シシトウ、ミョウガ、ショウガ、トマト類など21品目の野菜で、2014年度は約740如延べ3300戸以上の生産者の方々が栽培に取り組んでいます。こうして出荷されるエコシステム栽培の野菜の袋やパックなどには、「こうちのエコ野菜・高知はおいしい」のマークを付けて、皆さまにお届けしています。
 県園芸連では、このマークに「エコっち」という愛称を付け、皆さまから親しまれるよう、いろいろな機会を通じてご紹介しています。

Q.ナスの実が茶色くなり、種が黒くなるのは?

Q.ナスの実が茶色くなり、種が黒くなるのは?

A.7度以下の保存で低温障害

 ナスは高温性の作物のため、低温に弱く、7度以下で保存すると低温障害で実が茶色くなったり、種が黒くなったりします。直射日光を避け、涼しい場所で保存し、早めに使い切りましょう。
 水分が蒸発しないように新聞紙でくるみ、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。ただし、長期間冷蔵すると果肉も皮も硬くなってしまい風味は落ちてしまうので、新鮮なうちにお召し上がりください。

Q.シシトウが辛くなるのはなぜ?

Q.シシトウが辛くなるのはなぜ?

A.強いストレスが原因か

 シシトウは、トウガラシを品種改良したもので、果実にはトウガラシと同じ辛味成分の「カプサイシン」を作る性質を持っています。
 この辛味成分は、栽培中の急激な気温の変化や乾燥、天候不順などで、作物に強いストレスが加わると作られる量が多くなると考えられます。
 辛い果実は一般的に、外観に光沢がなく果形が悪い(よじれ、ちぢれ等)、緑色が濃くしわが少なく硬いなどの傾向があるそうです。
 ただ、外観だけでは確実に判別することが難しく、発生原因についても、試験研究機関と連携し解明に取り組んでいますが、現状でははっきりしていません。

Q.パーシャルシール包装とは?

Q.パーシャルシール包装とは?

A・開封まで葉物の鮮度保持

 ニラやネギなどの葉物を包んでいるフィルムに約600カ所の細かい通気部を作ることで袋の中を低酸素状態に保ち、呼吸作用を抑え、開封するまでの鮮度を保持しています。パーシャルシール包装は、高知県の特許技術です。

《直販所見〜つけた》 あいあい広場

《直販所見〜つけた》 あいあい広場

 間もなく「東部博」が始まり、にぎわいが期待される県東部。このほど、安芸郡奈半利町のJA土佐あき奈半利支所の隣に、直販所「あいあい広場」がオープンした。以前運営していた「Aコープ奈半利」の店舗を改装し、農業資材と生産者が作る生鮮野菜や果物、鮮魚、総菜などを販売する。JA土佐あき管内の生産者は誰でも出品できる仕組みで、現在120人ほどが商品を持ち込む。業者が持ち込む調味料や豆腐、こんにゃく、パンなどもあり、地元の人たちにとって便利な店となっている。
 春先にはポンカンやデコポン、文旦などのかんきつや山菜が並び、室戸市吉良川からは甘くてホクホクのサツマイモがやって来る。夏場には奈半利のイチジクが甘い香りを放つ。日持ちしないイチジクだが、遠くから来る客も多く、その日のうちに売り切れるという。
 魚は加領郷、奈半利や同市羽根の漁協から朝取れが届き、新鮮なまま店頭へ。刺し身や切り身、丸物は調理サービスも行っている。
 今後は、生産者の声を聞きながら店頭販売やイベントも行っていきたい意向。「東の立ち寄り所として、楽しみにしてもらえる直販所にしたい」と話している。


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 所在地  安芸郡奈半利町乙1810
 電話   0887・38・3597
 生産者数 約160人
 売場面積 約165平方
 営業時間 午前9時〜午後6時
 休み   1月1〜4日
 駐車場  約30台

みどりの広場 | 高知県農業協同組合中央会

《うちんくレシピ》 ししとうのじゃこ炒め

《うちんくレシピ》 ししとうのじゃこ炒め

【材料】(4人分)
 シシトウ…30本、カチリジャコ…40帖△瓦淕…大さじ1、しょうゆ…大さじ2、酒…大さじ1、砂糖…大さじ1
 ★お好みでレンコン、タカノツメを入れる。
【作り方】
.轡轡肇Δ呂悗燭鮗茲蝓⊇弔棒擇賁椶鯑れる。
△瓦淕でシシトウとジャコを炒め、しょうゆ、酒、砂糖を入れ、汁気がなくなるまで炒める。(提供:JA南国市)

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