ヒマワリで地域元気に! JA長岡(平成28年10月23日掲載)

管内の観光農園と連携 開花に合わせイベント

ヒマワリで地域元気に! JA長岡(平成28年10月23日掲載)

 2014(平成26)年、南国市と香美市を結ぶあけぼの街道が開通。それに合わせJA長岡が、南国市下末松の街道沿いに出店した「なの市」「なのカフェ」は、隣接するJA長岡運営の「天然の湯 ながおか温泉」と合わせて人々の憩いのスポットとなっている。3年前から組合構成員の西島園芸団地(南国市廿枝)と連携し、稲刈りを終えた街道沿いの水田にヒマワリを植え、開花に合わせてイベントを行っている。地域活性化、観光振興を目指す取り組みを取材した。

▼長岡の名物に

▼長岡の名物に

 JA長岡は、南国市の東は西山から西は小籠、野中地区がエリア。管内には、ながおか温泉をはじめ、プールや観光農園などの観光拠点が多く、県内でも有数の観光エリアとなっている。
 2000(同12)年にオープンした「天然の湯 ながおか温泉」はJA長岡の子会社に当たり、地域の人々はもちろん、地域外からの利用者も多く、観光拠点の一つに数えられる。農業を支えるとともに、地域の連携と活性化を使命とするJAの理念に基づき、あけぼの街道の開通を機にヒマワリで地域をつなぐ取り組みに乗り出した。 稲刈りが終わった街道沿いの水田を借りてヒマワリを育て、見ごろを迎える秋に「ひまわりフェスタ」を開催するプロジェクト。花が終わった後、田んぼに緑肥として入れるのに適していることからヒマワリを選んだ。県内でもコスモスの名所は多いが、この時季のヒマワリは珍しく、観光資源にもなると考えた。
 「JA単独のイベントではなく、地域のイベントにすることが重要」と、西島園芸団地と協力して取り組み、今年3回目を迎える。
 このプロジェクトには二つの目的がある。一つは地域の良さを発信し、長岡に足を運んでもらうこと。二つ目は、地域の人々が参加してつくる祭りにすることで、地域の絆を深めること。
 かつては交流が深かった地域だが、高齢化により地域のまとめ役もいなくなり、いつしか関係が希薄になった。西島園芸団地の専務取締役である岩村大志さんは、「地域が元気になって未来に続いていくためには、地域の絆をもう一度結び直す必要がある」と話す。まずは地域の人々が関心を持ち、楽しめる内容にすることが大切だと考えているのだ。
 ながおか温泉の駐車場で行う「ひまわりフェスタ」は、まさに地域のお祭り。JA長岡青壮年部や園芸婦人部、西島園芸団地などが飲食ブースを出店し、南国警察署による交通教室やゲーム、アトラクションもいろいろ。
 ステージでは地元の子どもたちや地域のサークルなどが登場し、歌や踊り、演奏などを披露する。応援に駆けつけた家族同士があいさつを交わし、親子3世代での交流が見られるという。
 今年は実行委員会を立ち上げて企画を練り、準備を進めてきた。いろいろな人が、それぞれの持ち味を出し合って祭りをつくることに意義がある。「今後はさらに地域の人の関わりが増えればいい」と期待する。

▼2会場で開催

▼2会場で開催

 ヒマワリの種は、JA長岡と西島園芸団地が共同で購入し、「なの市」周辺の約60アールの水田と、西島園芸団地の周辺にヒマワリ畑を作る。来場者は二つの会場を周遊することで、長岡の自然豊かでのどかな風景を楽しむことができる。
 「なの市」周辺の水田には、毎年、JA長岡の役職員が総出で播種(はしゅ)作業に取り組む。「全員でやるのがJA長岡流」と山岡さか常務。今年は8月下旬に作業。午前7時からトラクターで耕し、畝を立て、播種機を使って種をまき、午前中に作業を終えた。
 130センチほどに育つ「キッズヒマワリ」という品種で、播種から75日ほどで開花するが、「ひまわりフェスタ」に合わせて満開にするのはなかなか難しいという。稲の刈り取り作業が終わった後の、播種の前後3日間は晴天の日を選ぶ必要があるため、種をまくタイミングが限られるからだ。
 1年目は「ひまわりフェスタ」を11月29日に行ったが、施肥の具合で開花遅れとなり開花寸前で霜に泣いた。2年目はフェスタの日程を早めて11月7日に開催したが、予想より花が早く咲き、フェスタのころにはピークを過ぎていた。
 今年は、フェスタ開催日を去年よりもさらに約1週間早めて、10月29日(午前10時〜午後3時、小雨決行)にしており、美しいヒマワリ畑の出現に期待が高まる。万一、フェスタに開花が間に合わなかった場合でも、また機会をつくって来てもらえるよう、年末まで有効な「ひまわりフェスタクーポン」を配布する工夫もした。
 「今年はコスモスの種も一緒にまいて、ヒマワリで温泉のマークが浮き上がるようにデザインしました」と山岡さん。今後JAカラーを出し、花一面の傍らで野菜の収穫も行いたい意向。「来年はどんなヒマワリだろう」と期待してもらえるよう、「ヒマワリ畑もひまわりフェスタも、進化していきたい」と意欲を燃やしている。

《うちんくレシピ》 四方竹のポン切り煮

《うちんくレシピ》 四方竹のポン切り煮

【材料・4人前】
 四方竹のポン切り(根元をゆでたもの)…500グラム、鶏肉…100グラム、ニンジン…1/2本、だし汁用削り節(または煮干し)…適宜、油…大さじ2、砂糖…大さじ1、しょうゆ…大さじ3、塩…少々
 【作り方】
 (1)ニンジンの皮をむき、いちょう切りにする。
 (2)鶏肉を1口大くらいに切り、鍋を熱くして油を入れ、(1)を加えて炒める。
 (3)だし汁に(2)と四方竹のポン切りを加え、砂糖、しょうゆ、塩で味を整え、煮る。20分ほど煮詰め、器に盛る。(提供:JA南国市)

《直販所見〜つけた》 道の駅 大山

《直販所見〜つけた》 道の駅 大山

 1998(平成10)年8月にオープンした「道の駅 大山」。JA土佐あきが指定管理者として運営・管理を行っている。高知のお土産物販売を主としており、安芸産のユズを使ったポン酢、「野根まんじゅう」や「芋けんぴ」などが人気。安芸グループふぁーむの「焼きなすアイス」は、独特の風味がやみつきになる。安芸特産のナスを使ったオリジナルの「なすバーガー」はおいしくてリーズナブル。ピリ辛のナスと卵焼きがほどよくマッチする。
 小さいながらも、近隣の生産者が取れたてを持ち寄る直販コーナーは一見の価値あり。ナスをはじめ、季節の野菜を安く手に入れることができる。食事コーナーでは、安芸名物の釜揚げちりめん丼、牛丼、うどん、日替わり定食などを提供。建物の外にもテーブルがあり、海を眺めながら食事を楽しめ、晴れた日には遠くに足摺岬を望むことができるという。
 新しい道路ができてからは立ち寄る機会がなくなったという人も多いが、この美しい景色は東部ドライブの醍醐味(だいごみ)。少し回り道をしてみるのもお薦め。

みどりの広場 | 高知県農業協同組合中央会

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 所在地  安芸市下山字黒ハエ1400
 電話   0887・32・0506
 営業時間 午前8時半〜午後6時(10〜3月は午後5時まで)
 休み   12月30日〜1月2日
 駐車場  大型3台、普通車13台

高知県農業協同組合中央会[]
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